ハワイでの海外挙式など考えられなかった頃

ハワイでの海外挙式など考えられなかった頃

何十年前になるだろう。

まだテレビが白黒だったとき、更には海外挙式など思いもつかなかったころ、「アップダウンクイズ」という番組があった。

「十問正解して、ハワイに行こう」というフレーズでお茶の間のゴールデンアワーに人気を集めていた。

6人ほどの回答者が、椅子に座ることができるぐらいの広さのゴンドラに乗り、質問に対して、一番早くボタンを押した回答者のみが答えを言い、正解であればゴンドラが一段あがり、不正解だと一段下がる。

番組時間内に10問正解すると、飛行機のタラップが、会場で一番たかいところまであげられたゴンドラに付けられ、扉を開けてもらった回答者がタラップから降りて、ハワイ行きのチケットを手渡される、というものだった。

当時は1ドルが360円の時代。

海外旅行など夢の又夢という時代に、テレビに出演できるし、あわよくば10問正解して、航空チケット(多分、二名分だったと思う)を入手できるし、で大いに気になる番組だった。

当然、そのチケットを使って、新婚旅行にハワイを選ぶ人もいただろうが、はたして海外挙式までするというところまでやっていた人は、憶測ではあるが、ほとんどいなかったのではなかろうか。

あのころからから考えると、夏休みなどに家族でハワイ旅行の昨今。

随分と近くなったものだ。

米国東海岸に住む人にはハワイでの結婚式は海外挙式のようなもの

20年程前のこと、ハワイで結婚式をあげるから出席して欲しい、と当時使い始めたインターネットのメールで連絡が来た。

アメリカニューヨークに一年半住んで居たときに、大学の語学ラボラトリーで、日本人グループとアメリカ人グループとが知り合い、アルティミット・フリスビーという遊びをしたり、ピクニックをしたりして、グループ間交流を通して知り合った人だ。

活動的な彼女が結婚式場をハワイに選んだのはもっともとうなずける。

私は日本の友人と一緒に出席した。

彼女の友人関係は、日本人は別にしても、アメリカ全土に広がっていた。

アメリカ東海岸にいる知り合いも多かったはず。

距離的には、ハワイまでは、日本からと、アメリカ東海岸からと同じくらいなのではなかろうか。

海外挙式前の、新郎のご両親が主催したパーティーでは、Longest Drive賞が私の知らない人に渡されていた。

ハワイで最高の海外挙式

車で来た人の中で一番長距離を運転した人に与えられたのだろう。

式場に来るまでのドライブが話題になるぐらい、いろいろな所から海外挙式に集まるゲストが来ていたということだ。